3月3日のエッセイ

出張中に実家の叔母から電話があった。
図書館から早く本を返すように連絡があったとのことだった。次に借りたい人から予約が入ったのだと。

確かに、2冊借りていて返却期限を超過してしまっていた。私は、読むのが遅いうえに、最後まで読まないと気が済まないタイプなので、時々期限までに返しそびれてしまうことがあり、申し訳なく思っている。

ただ、そのような連絡はきたことがなかったのと、県内でも一番大きな図書館だからとつい安心してしまっていたようだ。

ところで私が読むようなマニアックな本に関心がある人が他にもいたということが、新鮮な驚きとしてある。無数にある本の中からそれを選んで、しかも予約までした人がいた。そのことが本好きの私としては感動を覚えた。

出張から帰ってきて早々、ワクワクしながら本を返してきた。
こんなに嬉しい思いを抱いて本を返却するとは思わなかった。

そのうちの一冊にこんなことが書いてあった。

「わたしが愛しいと感じる全てを書けばよいのだ。愛しさを通してなら、憎らしさも嫌なことも全て、面白いものに変えてしまえる。どれほど辛い思いも、笑いさざめく中へ放り込んでしまえばいい。」
出典:冲方丁「はなとゆめ」

清少納言が「枕草子」を書くにあたって思ったこと、だそうだ。

やす

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この記事へのコメント

ゆみりん
2018年03月05日 00:06
やすさんの素敵な文章は読書で
培われたんですね!
どんな本を読むか興味津々です(^^)

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